富山県高岡市金屋町

千本格子の町屋の石畳通り

高岡銅器の起源は1609年・400年の伝統産業

私たちは人々にとって本当に魅力的なものづくりを心掛けています

KANAYAは高岡銅器（富山県）の金属鋳造技術によるブランドです。

高岡銅器とは、1611年(慶長16年)加賀藩主、前田利長が街の繁栄を図るため、７人の鋳物師を高岡市金屋町に呼び寄せたことからはじまりました。

そして誕生から400年を迎えた2011年、13社の有志によりKANAYAは生まれたのです。

KANAYAでは丁寧に作り上げられる金属鋳物にデザインや機能を付加し、現代のライフスタイルにマッチした製品をご提案しています。

KANAYA製品はドラマなどでも使われるなど、お洒落なお部屋を演出してくれるアイテムとしても人気です。

＜トレイテーブルの魅力ポイント＞

トレイは取り外しが可能なので、キッチンでカップやポットをこのトレイに載せ、そのままリビングにある本体にのせてお茶をいただくなど、様々な空間を楽しく演出してくれます。

職人の手で研磨され、温かみのあるモダンで美しいフォルム、そして何より独特な色のデザインも他にはない魅力ポイントの一つ。

この独特な色は・・・？

天板の独特な色は塗装ではなく、高岡銅器の伝統的着色技法を用いた銅板の化学変化による発色です。

そのため、同じ色（品番）でも表出する模様や表情は個体によってすべて異なってくるため、まさに「世界に一つ」だけの色のトレイテーブルといえます。

また、本体のツヤ消し塗装に対し、天板は漆器のようなツヤのある塗装を施すことで、美しいコントラストを表現。

400年の伝統技術と現代的なモダンなデザインが融合した芸術的なインテリアで空間を演出してみてはいかがでしょうか？

＜工程のご紹介＞

高岡銅器は、自由で繊細な造形でしなやかでしっとりとした美しい鋳肌が特徴。

時間の経過とともにその表情や感触に深みがうまれ、奥に潜んでいた真の美しさが現れてきます。

まさに”人と共に成熟していく工芸品”です。

製造には、「原型づくり→鋳造→仕上げ加工→着色」　という工程をたどり、どの工程においても熟練した職人の手技の粋が発揮されます。

それらが連携することにより、1つの造形美が生まれていくのです。

高岡は日本唯一の青銅器の産地として、茶器、花器、香炉、仏具から梵鐘、野外の大型ブロンズ像(銅像) に至るまで製造しています。