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幻の和牛「奈義和牛いざなぎ」を食べてみた

味わう

まずは第一印象。塩をふり、軽く焼いて食べてみたら、その和牛のコクの強さに驚きます。そして焼き方にもよりますが、柔らかいながらもさっくりとした歯ごたえ。
まだ希少で市場に出回っていないので頻繁に食べることはできませんが、一度この味と歯ごたえとサシの質の良さ、そして全体のバランスのよさに出会ってしまうと、他の和牛に感動を覚えなくなってしまうので残念です。
若いころのように霜降りのお肉を多く食べられなくなり、牛肉を敬遠していた私でも、脂の質が良いためか、軽くたいらげてしまいました。


今回はこの「奈義(なぎ)和牛いざなぎ」のストーリーを調べてみました。

今日の和牛の繁栄の礎を築き、三名蔓と称えられた「竹の谷蔓(たけのたにつる)」の血統を200年以上守り続けてきた歴史が岡山県にはあります。
非常に希少となったこの血統ですが、今でも色濃く受け継いでいる和牛がこの「奈義和牛いざなぎ」です。

「奈義和牛いざなぎ」は岡山県の県北、那岐山脈など1000m級の山々に囲まれた豊かな自然に恵まれた岡山県奈義町にて育てられています。
和牛は古くから中国、近畿地方で農耕や運搬に不可欠な農宝として大切に飼われてきました。江戸末期に入り、中国山地を中心に蔓(つる)と呼ばれる優良な雌牛群が育成されました。
当時、牛へ求められていたものは耐久性や増体性でありましたが、時代と共に食肉として扱われるようになったことで、肉質へのこだわりに変わり、現在では「美味しさ」へと変わってきました。

牛が食用になってからは脂肪交雑(サシ)が多い肉が好まれておりましたが、現在では赤身が強く、味の濃いもので脂肪交雑(サシ)が少ないものが好まれるようになるなど、時代と共に美味しいと感じるものへの変化もあり、その時代に合わせ、人間がより美味しいと感じるようにと今日まで品種改良されてきました。

この長い歴史を背景に「奈義和牛いざなぎ」は、必要ない脂肪分が少なく、赤身は強く、味が非常に濃いと評価されるまでに至りました。脂肪分、旨味、雑味の絶妙なバランスが私達にとって「美味しい」と感じさせてくれます。
食べさせる餌も国内の物にこだわり、生産者が分かる物で、安心安全な餌しか与えられていません。肥料、環境と共に非常に気遣い牛達がノンストレスの状態で日々健康に過ごせるように努めているからこそ出せる美味しさなのです。
「奈義和牛いざなぎ」は年間100頭ほどしか生産できず大変希少なのが現状です。その貴重さから幻の和牛と言われています。

「奈義和牛いざなぎ」を食するその瞬間は、先人たちのこころざしを受け継ぎ、遥か昔から守り続けられてきた「蔓」の歴史を味わう、最高に贅沢な瞬間になることでしょう。

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