【寄付型クラウドファンディング】大和四神1000年ループ|皆様の祈りと共に、アート作品を四ヶ寺へ。(残り:68日)
世界平和・人々の幸せへの祈りをこめて
アート作品を皆さまのお心と共に奉納したい
プロジェクト概要
本プロジェクトは、現代アーティストによって創り出された作品「四隻之屏風」を、奈良大和の吉相に位置する四つの大寺へ奉納するプロジェクトです。これからの新たな1000年、さらにはその先にある永遠の未来に向けて祈りを届けることをめざしています。
集めた資金の使途
四隻之屏風を制作し、支援者のご芳名を入れて、奈良大和の吉相に位置する四つの大寺へ奉納します。
四隻之屏風は、支援者の皆様のお名前を入れることで、1000年先まで祈りをつなぐ作品として完成します。多くの支援者による奉納を通じて、皆様とお寺とのご縁を紡ぐ機会になればと願っています。
皆さまのご賛同がこれから先の「1000年ループ」をつなぐ大切な一歩となります。ご参加・応援をどうぞよろしくお願いします。
四隻之屏風にご芳名記載に係る支援金額
・個人のお客様 : ひと口 5,000円
・法人のお客様 : ひと口 100,000円
目標金額の達成の有無にかかわらず、プロジェクト実行者は支援金を受け取ります(All-in方式)。支援募集は2023年12月4日(月)までです。
大和四神1000年ループ・プロジェクトチーム
- 価格(税込):
- ¥5,000 ~ ¥100,000
送料:
プロジェクト実現にあたって、私たちはそれを一人でも多くの方と共に実現させることに意味があると考え、クラウドファンディングという「現代の寄進」にてご賛同を呼びかけることにいたしました。
寄進とは、奈良時代の「一枝草一把土」から始まり、鎌倉時代では「尺布寸鉄」、江戸時代の「一針一草の喜捨」と、私たちの想いを具体化する手段です。個々の想いが多く集まれば集まるほど、大きなエネルギーとなって歴史に刻まれてきたのです。
現代の寄進といえるクラウドファンディングにて、皆さまと共に「世界平和と人々の幸せ」への想いを届け、さらにそのご縁が、これから先1000年お寺を守り続けることにも繋がることを願って。
皆さまの応援・ご参加を何卒よろしくお願いいたします。
大和四神1000年ループ・プロジェクトチーム
商品詳細ミニコラム
アーティストからのメッセージ
原 神一 |現代美術家・アートディレクター
プロフィール:有名ミュージシャンやアスリートのキービジュアルを手がけるとともに、全国でアート作品の展示やアートエキジビションを開催する。東京オリンピック&パラリンピック「世界平和願いの祭典」ではクリエイティブディレクターに就任する。
今を生きる私達が、1000年先の平和を願うということ
「1000年先」と聞くと、皆さんはどのように感じますか?奈良で過ごすと、先人達が「1000年先」という途方もない未来を、明確に意識していたことを感じ取ることができます。
歴史ある木造建築は、千年以上風雨に晒されても構造的には劣化せず、朽ちたところは各時代の人々が丁寧に修復し、今なお堂々と存在しています。彩色が色褪せ、金箔が剥がれ落ちても、千年の間拝み込まれて、さらに美しく存在する仏たち。そして生きとし生ける全ての幸せのために、脈々と続けられてきた法要は、一度も途絶えることなく千年以上続けられています。先人達の1000年のプランニングが無かったら残らなかったものばかりといえるでしょう。
今を生きる私達の日常が、先人達の1000年先への祈りがゆえに成り立っているとしたら、1000年先の平和を願うことは私たちの使命でもあるーー。そう考え、このプロジェクトを始動させました。
「四隻之屏風」上から西大寺・室生寺・朝護孫子寺・金峯山寺
当代随一のアーティストによる作品を奉納します
アートには、国家、人種、宗教、言語、イデオロギーを越え、かつ時代や世代を越えて感性に直接訴えるエネルギーがあります。そのエネルギーが1000年先の未来へ向けての祈りを集約する象徴となることを期待しています。
今回は現代アートというサブカルチャー的要素を含んだ作品をお寺に奉納することで、お寺というクラシカルな部分と現代モダンの要素を融合させることができれば、と考えています。
今回皆様と共に奉納する「四隻之屏風」は、現代美術家 原神一が「四ヶ寺のエネルギーが重なり合って大きな輪を生み出す」という想いで、四年間描き続けた全長17mの大作です。ほぼ完成しておりますが、今回のクラウドファンディングで皆様からのご支援をいただくことで、屏風へと完成させていく予定です。
自身のスタジオで『四隻之屏風』を制作する原神一
リターン「四隻之屏風にご芳名記載 」イメージ
大和四神の四ヶ寺に奉納する意味
作品を奉納するのは、西大寺、室生寺、朝護孫子寺、金峯山寺。奈良大和の吉相に位置する四つの大寺です。
多くの方々の祈りを未来に託すという観点で、宗教を特定することは本来第一義ではありません。1000年以上、脈々と祈り続けてきた実績のある殿堂である、という意味で、大和四神の四ヶ寺にお願いをすることとなりました。
仏教ではあれども各寺の宗派は異なっており、大和四神が宗派を越えて集まった霊場会であることも、多くの皆さまの祈りを届ける上で最適だと考えた理由のひとつです。また、四神が天の四方を司るというスケール感にも、世界全体へあまねく繋がる可能性を感じています。
北の玄武:西大寺(SAIDAI-JI)
8世紀後半創建(写真左上)
奈良時代に称徳天皇が仏法による国の安泰を祈願するため、創建。度重なる天災により一時は衰退するも、鎌倉時代には稀代の名僧とされる叡尊によって「真言律」の根本道場として、面目新たに再生された。
東の青龍:室生寺(MUROU-JI)
8世紀後半創建(写真右上)
奈良時代末に東宮の病気平癒を願った興福寺の僧賢憬が創建。一時衰退するも、江戸時代中期に徳川綱吉の生母・桂昌院の庇護を受けて再興。この頃から女性の参詣を許可し、女人高野と呼ばれ女性の信仰を集める
西の白虎:朝護孫子寺(CHOGOSONSHI-JI)
6世紀後半創建(写真左下)
飛鳥時代に聖徳太子によって創建。太子が戦勝祈願をしたところ、寅年、寅日、寅の刻に毘沙門天が現れて勝利したことから、寅に縁のある神として信仰されており、「信貴山寺」とも呼ばれ親しまれている。
南の朱雀:金峯山寺(KINPUSEN-JI)
7世紀前半創建(写真右下)
飛鳥時代に修験道の開祖である役行者によって開かれたとされる、金峯山修験本宗(修験道)の総本山。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつとして、本堂と仁王門がユネスコ世界文化遺産に登録。
なぜクラウドファンディングに挑戦するのか
プロジェクト実現にあたって、私たちはそれを一人でも多くの方と共に実現させることに意味があると考え、クラウドファンディングという「現代の寄進」にてご賛同を呼びかけることにいたしました。
クラウドファンディングという方法を通して、資金を集めるだけでなくより広くの方にこの活動を知っていただき、この平和を祈るプロジェクトにご参加いただきたいと思っております。
作品は、支援者の皆様のお名前を入れることで、1000年先まで祈りをつなぐ作品として完成します。多くの支援者による奉納を通じて、皆様とお寺とのご縁を紡ぐ機会になればと願っています。
新たなご縁が、お寺を守り続けることにも繋がると願って
私達は今回のプロジェクトを通して、今までそれぞれのお寺には興味がなかった方々も作品をきっかけに足を運んでくださり、新たなご縁を結ぶきっかけとなると信じています。
千年以上続いてきたお寺もやはり、人々のお寺離れが進むと守り続けることは非常に困難です。今まで多くの方のご縁によって引き継がれてきた伝統文化をこれから1000年先にも繋いでいくことは、現代の私たちにしかできない役割なのではないでしょうか。
皆さまのご賛同がこれから先の「1000年ループ」をつなぐ大切な一歩となります。ご参加・応援をどうぞよろしくお願いします。
プロジェクトメンバーよりご挨拶
別所 史|1000年ループ・プロジェクトリーダー:ナラノコトナラ株式会社 代表取締役
上浦智宏|1000年ループ・プロジェクトメンバー
「イタイのイタイの飛んでけ〜、もう大丈夫」「縁起ええな〜」「バチあたるで〜」自分が幼い頃は、おまじないの言葉や目に見えないものの存在が身近にたくさんあったように感じます。今、親となり改めて周りを見渡してみると「目に見えるモノ」にあふれ「目に見えないモノ」の存在が少なからず薄くなっているように思います。ただ、その反面「ひとつずつひとつずつ心を込めて手作り」なさっている商品に人気があったりと「目に見えないモノがこもっている」ものがどんどん増えているようにも見えます。これから自分たちが、子供たちへ胸を張って渡せるバトンはどんなものか、子供の子供のそのまた子供の世代へどんなバトンを渡せるか、「今」を作る我々大人にかかっているのかもしれません。特に戦争だけは絶対にあってはならないものです。
本プロジェクトは、造形物に多くの人々の祈りを託す。つまり「目に見えるモノ」と「目に見えないモノ」の融合が要になります。これからの未来へ、その両面のバランスが整った世界、バランスが整った社会を渡していきたいと強く願っています。どうぞご賛同、ご参加をよろしくお願いいたします
長谷川克彦|1000年ループ・プロジェクトメンバー
日本人はあまり信仰心をもたないとよくいわれていますが、何か願いがあるときや心の平穏を求める時自然と天に祈りを捧げているのではないでしょうか。1000年以上もの間絶えることなく祈り続けて来た四ヶ寺を更なる未来へ伝え残すため、多くの人の力を集め、祈りを集めそのシンボリックな作品を作り奉納したいと思います。聖武天皇と行基が多くの人を集め大仏を作ったように、鎌倉時代の最先端造形作家大仏師運慶が造像したように。今一度、現代の作家による祈りの一里塚をみんなで完成させて未来へ届けましょう。また、同様の試みが全国で起こることを期待して。
竹本すみれ|1000年ループ・プロジェクトメンバー
大阪から奈良へ移り住み12年が経ちました。この地には、はるか昔の「一枝草一把土」の精神が、現代でも目に見える形で残っていることに驚かされます。今回、原神一さんの世界平和と人々の幸福を強く願う気持ちに感銘を受けました。わたし自身の力は小さくても、皆と心を重ねることで大きな祈りにすることができると信じています。本プロジェクトを実現し、世界が平和になり1000年先の人々も安寧の世に生きられることを切に願っています。過去と現在への感謝とともに、未来へ恩返しができるこのような機会をいただき光栄です。皆さまも本プロジェクトにご賛同いただけましたら幸いです。
平田幸一|1000年ループ・プロジェクトメンバー
自身の姿形がこの世から消えてしまうのは避けられそうにありませんが、名前や気持ちはこの機会に残せそうです。それも大和四神に名を連ねる、あの4大寺へ……ぜひご一緒にいつまでも!
応援メッセージのご紹介
GLAY TERU 様|ロックバンド GLAY のボーカリスト
日本に住んでいると『世界平和』と言う言葉がリアルに感じられない時があります。しかし今その言葉がリアリティーを持って心に響く時代になってしまいました。世界平和を願う気持ちが1000年先まで届くよう、そしていつまでも人と人との繋がりが 国境を超えて愛あるものとなりますよう願いを込めて僕もこのプロジェクトに参加させて頂きます。
北川拓也 様|Well being for planet earth 財団、元理論物理学者
十分に豊かな世の中になった結果、お金中心の資本主義から、再び人中心の well being が重要視される時代に突入しています。にも関わらず、未だに拭えない戦争の可能性。1000年という雲孫の時に想いを寄せた原さんの圧倒的な作品の前で感じるのは人の尊さなのか、それとも愚かさなのか!?平和への願いを応援へと変えていただけたらと思います。
福田淳 様|ブランドコンサルタント
人の一生はどう頑張っても100年である。1000年先の安寧を祈るだなんて、特に現在のウクライナ戦争時には非現実的なことと思われる。私にとって1000年どころか1日先のことも不安でいっぱいなのである。しかし、1000年先のことを真面目に考えられるのがアーティストなのかもしれない。アーティストは炭鉱のカナリアであると同時に未来を予見する力を持つ。人がロジックで見ることをアーティストはチャクラで見る。原神一さんはそういう特殊な目を持っている。原アートは、宇宙を0と1に平気で置き換えて表現されている。今回、奉納される絵の中には我々でも見ることができる1000年先の平和が表現されていると信じられる根拠はそこにある。
長田一郎 様|株式会社ホロニック 代表取締役
資本主義のありかたが揺るいできている昨今の社会情勢ですが、それでも150年。イデオロギーを問い直すサイクルをはるかに超える「1000年先のプランニング」は想像を超える極めて創造力を沸き立たせるプロジェクト!この壮大なチャレンジを応援すると共に、そこから発信される作品とそれに調和された4つの大寺のお披露目を今からワクワクしています。
高橋 周平 様|多摩美術大学 教授
奈良の都の凄さを一言であらわすならば、この1000年、1200年、なにも変わらず、まったく動かず、「そこにある」ということに尽きると思います。わたしたちは古のなんたるかに触れるたびに、よくぞ残っていてくれた、ありがとう、という深い感動を覚えるのですが、実は向こうはまったくそんなことは関係なく、「ずっとここにいる」という静かな笑みを浮かべるのみです。「当たり前のことだけど、それが何か?」とでも言いたそうな笑みです。そのことが、また次の1000年を、これまでの1000年とまったく同じように過ごしてくれる、という、安堵と確信をもたらしてくれるのです。
原神一さんは、移り変わりゆく音楽シーンにおいて、アートディレクターという仕事を通じて、つねにど真ん中に立ち続けてきた方です。ミュージシャン、アーティストが作品に込めた情熱や想い、真意、メッセージを受け止め、それをジャケットという形あるものに置き換えて、わたしたちに提示し続けてくれています。ジャケットは、音とビジュアルが融合した高度な結晶体となって輝きを増します。原さんが関わったCDは、驚くことに、総数ですでに億を越え、わたしたちの目と、耳と、もっと奥深くの細胞に焼き付いています。
この10年、原さんは音楽で練り上げた凄まじいまでの情熱を、絵画作品へと拡張させ、爆発的な勢いで作品を生み出し続けてきました。収まり切らないものがはみ出してしまった、という印象です。原作品は、音楽でそうであったように、感じられるけれど、見えない、手に取れない存在を扱います。見えないけれども「ある」ものたちです。見える、見えない、どう見えるか、ではないのです。原作品は人の持ち得る全感覚で、つかみ取って、絵画の姿にして、我々に見せてくれています。わたしたちは、突如、「これだ」と、気づくのです。もやもやしたものが、いきなりかたちになってはっきりした。その体験は、驚きの次には嬉しさとなってわたしたちを満たしてくれます。
この度のプロジェクトが大きな意味を持つのは、奉納される原作品が、これまでの1000年、これからの1000年という信じられないほどの万物のエネルギーに姿を与え、わたしたちがそれを経験し、実感するというところにあるのではないかと思います。
奈良の都の秘めたエネルギー。奈良の都は、「かなりいいところをついてきた」と、微笑みながら、原作品を受け止めてくれるに違いありません。